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青春18きっぷで行く北陸・山陰・山陽の旅(第4日)

旅行4日目。

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通勤・通学客に交じり、雨の防府駅から広島方面行きに乗る。

この日最初の目的地は、

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広島を通るなら、やはり訪れないといけないと思った。高校の修学旅行で訪れて以来の、原爆ドーム。むき出しになった鉄骨や崩れ落ちたレンガが一体となり、言い訳を一切許さない厳粛さをもって、こちらをじっと見つめている気がする。

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再び列車に乗り、福山へ向かう。

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目的地は、鞆の浦。かつて、瀬戸内を行きかう帆船が風待ちをして栄えた港だ。
幕末、海援隊が操るいろは丸が紀州藩の船と衝突・沈没したことでも有名。この日は天候が悪く、いろは丸を模した遊覧船が高波にもまれながら狭い水道を進んでいた。

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瀬戸内海を見下ろす高台に立つ福禅寺の客殿「対潮楼」から弁天島を望む。ここは江戸時代、朝鮮通信使の宿所となり、景観を気に入った通信使から「日東第一景勝」と賞賛されたという。また、いろは丸事件で海援隊と紀州藩の交渉の場にもなった。
畳の上に座り、しばらく窓外の景色を眺めていると、海からの風の涼しさも手伝って、旅の疲れが癒えていくのを感じた。終わりが定まり、先を急ぐのが当たり前の現代の旅。風待ちをしながら自然の摂理に合わせて進むかつての旅の優雅な気分に、ほんのちょっとでも浸れたひとときは、貴重な体験だった。

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鞆の街を歩く。小さな路地と坂道が入り組んでいる。

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いろは丸事件の折に龍馬が滞在した宿も残っている。

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山腹の寺院まで上り、鞆の全景を眺める。海を抱え込む岬の曲線が美しい。時間が許せば、いつまでも眺めていたかった。

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街の一角に、こんな看板を見つけた。全国的に話題になった公共事業に対する住民の意見表明だ。この土地と何の利害関係もない一人の勝手な観光客として言わせてもらえば、鞆の港の上に橋をかける発想そのものが信じられない。ただ、文化財や景観保護の名の下に、不便な暮らしを強いられる住民の心情も理解できないことはない。こうした問題は、人々が利便性の追求に価値を見出す時代が続く限り、収まることはないだろう。

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長州で司馬遼太郎の記述が事実だったことを確かめた僕が、この旅でもう一つ心に秘めていた目的が、この鞆の浦にあった。「崖の上のポニョ」を構想中の宮崎駿監督が滞在した家を探すこと。港から見上げた岬の突端にそれらしき屋根を見つけ、方角だけを頼りに階段を上った。
間近で見ると、玄関先のたたずまいが、以前NHKで放送された宮崎監督への密着ドキュメントに登場した家屋とそっくり。ここに間違いないと判断して、二つ目の目的は達成された。

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家屋の向こう側は、遮るもののないオーシャンビュー。生みの苦しみを伴っていたとはいえ、何とも贅沢な逗留だ。

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広島から昼食も取らずに駆け抜け、さすがに腹が減ったので、福山駅前で牛丼にありつく。この日は、西明石に宿泊。明日はいよいよ最終日だ。

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