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真冬の半島漫遊記① ~ソウル、リバーシブルな夜~

1月26日。午前5時のバスに乗り、9時過ぎに新宿着。山手線で日暮里まで行き、京成電鉄の特急に乗り換え、成田空港に11時過ぎに着く。


長野から空港まで、地上を這うこと6時間。


成田から仁川国際空港まで2時間半のフライト。


田舎に住んでいると、空港までの移動時間の長さにつくづく嫌気が差す。フライト時間が短い隣国へ行く場合なら尚更だ。ついこの間開港した茨城空港が、当初はソウルへの1便しか就航しないと騒がれているけれど、滑走路の長さが十分に取れず、ボーイング社やエアバス社の主力機が離着陸できない空港しか持たない信州人にとっては、身近に国際線が飛ぶ空港があるだけでも羨ましい。ただ、格安航空券が出回らないと、利用する気にはなれないけれど。



到着ロビーからリムジンバス乗り場に出ると、すぐに冷んやりとした空気が体を包み込んだ。顔や首筋などの露出した肌から、体温がどんどん失われていくのが分かる。寒いことは覚悟していたが、長野の寒さとは違う「迫力」だ。

リムジンバスで向かったのは、ソウル有数の繁華街、東大門(トンデムン)。24時間眠らないというこの巨大市場を回りやすいよう、近くの宿に荷を解こうという魂胆だ。


1時間近く揺られ、無事に東大門到着。地図を見ながら、目当ての宿に向かう。

路地の奥に現れたのは、古びたレンガ調の壁のビル。市場に近く、宿泊料も安いため、韓国の地方部や外国から買い付けに来るバイヤーたちの定宿となっているという。

フロント、というより警備員室のような受付で、従業員らしきおじさんに話しかける。しかし、英語が通じない。すると、とっさに奥さんが韓国語で話し始めた。うなずくおじさん。通じた!すげぇ!ハングルを読むことができるのは知っていたけれど、会話までできるとは思わなかった。

素直に感心しながらおじさんの反応を待つ。ん?満室?ここで引き下がったら、重い荷物を持って寒いソウルの街をさまよわなければならない。おじさん、1泊だけでいいから部屋ない?ん?あるの?なんだ、最初からそう言ってよ・・・。

おじさんの対応はどうも釈然としない。その後、再び英語で「まず部屋を見せてくれ」と言ったが通じず、とうとう「英語が分かる他のホテルへ行ってくれ」とさじを投げる始末。ここで追い出されては困るので、部屋の下見は省略。渡された鍵を持って狭いエレベーターに乗った。

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部屋には最低限の設備がそろい、きちんと湯も出た(アジアの安宿は、ここがポイント)。最低限の清潔さも保たれていた。ただ、かすかに酸味のある、アジアのどこかの国の香辛料が腐ったような何とも奇妙な異臭が漂っているのには閉口した。結局、この宿には1日延泊して計2泊したのだが、2日目にはその臭いは消えていた。前の宿泊客が残した臭いだったのか・・・。



荷物を降ろして身軽になり、腹ごしらえに出かけた。地下鉄の駅の近くで露店のたい焼き屋を見つけ、思わず買ってしまった。韓国で初めての食事。いっただっきまーす・・・

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薄!あんこがほとんど入ってない!これで韓国人は満足してるんでしょうか?やきたて屋(@長野)のたい焼きを教えてあげたい!


地下鉄に揺られ、仁寺洞(インサドン)へ。メインストリートから路地を少し入ったところに、お目当ての店「チョンガンエビチンダル」があった。

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奥さんが以前、友人と入って気に入ったという居酒屋。カウンターと上がりがあり、入り口からすべてが見渡せてしまうほど小ぢんまりとした店だ。

さっそく、この店の名物松の葉ドンドンジュ(酒)を注文する。

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ドンドン酒とは、マッコリに似た韓国伝統の酒。日本風に言えばどぶろくかな。そこに、松の葉の粉末を入れてある。すり鉢のような大きな器になみなみと注がれた様は、迫力満点。ひしゃくでおわんに注いで呑むと、まろやかな舌触りで飽きが来ず、何杯でも「ドンドン」いけてしまう。

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酒と一緒に、チヂミも注文。美味しかったが、日本の韓国居酒屋で食べるのよりは薄めで、少しがっかりした。しかも、1枚の値段が11000ウォン(約920円)。日本語メニューで注文したので、もしや外国人料金を設定しているのかと思い、隣席の韓国人にハングルのメニューを見せてもらったが、値段は同じ。他の料理も、日本の居酒屋と比べると総じて高めの印象だった。個人経営の店ということもあるかも知れないが、韓国庶民が酒を呑むにはけっこうお金が必要なんだな、と勝手な同情を感じてしまった。

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すり鉢の酒を飲み干し、東大門へ。しばらく市場を冷やかし、宿へ引き揚げる前に小腹を満たそうと、麺を出す店に入った。

しかし、ずるずると麺をすする奥さんの横で、僕は身動きすらできず、ただ時間が経つのを待っていた。強烈に腹が痛かった。

宿に戻ると、トイレに直行。腹痛は、次第に吐き気へと変わった。うめき声を上げながら鏡の中の自分をにらむこと数分・・。

人生初の海外リバース。

ドンドン酒・・・魔性の酒だな・・・

貴重な体験、カムサハムニダ、ソウル!






















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