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青春18きっぷで行く 北陸・山陰・山陽の旅(第1日)

今年の旅は、今年のうちに…。

去る9月3日から7日まで、遅い夏休みを取って旅をしてきた。

今回はおとなしく国内旅行、しかも久しぶりに青春18きっぷを買って、「プチ鉄ちゃん」の旅を楽しんだ。
18きっぷの旅は、実に学生時代以来。当時は5枚綴りで、金券ショップに行くと未使用のきっぷがバラで売られていた。今は、細長い紙に日付印を押す欄が5つ印刷されている。値段は、昔も今も変わらず11500円。その点はうれしい。

学生時代は、分厚い時刻表を列車に持ち込んで乗り換えの時間を気にしたものだが、今は携帯サイトにアクセスすれば簡単に次に乗るべき列車を教えてくれる。

おかげで、小さめのリュックサック一つに着替えから何まですべて詰め込んで、4泊5日とは思えないほど身軽ないでたちで旅立つことができた。

ただ、文明の進化には感謝しつつ、どこか味気ないような気もした。薄茶色の紙にずらりと印刷された数字をたどり、限られた時間で意外な遠方まで身を運べてしまうことに気づいたときの感動は、今も胸の奥に残っている。


前置きはこれぐらいにして、この旅行記もそろそろ出発しよう。


9月3日、第1日目。

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長野駅午前6時31分発の直江津行きに乗る。信越県境を過ぎ、妙高高原に入ると、通学の高校生で車内がにぎわってきた。上越市内の高校へ通う生徒にとっては、時間的にちょうど良い。長野を出るとき、6両編成の列車に「長い」と違和感を感じたが、新潟県に入ってようやくその意味が分かった。

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直江津で、8時13分発の北陸本線富山行きに乗り換え。いつもは釣り糸を垂れながら眺める日本海を車窓に見ながら、西へ向かう。

2つ前のボックス席で、じいさんが高校生らしき若者にしきりに話しかけていた。沿線のことは昔からよく知っているらしく、大きな声で思い出話をしている。初めのうちは相槌を返していた若者も、そのうち何も言わなくなった。じいさんは、若者が自分の話にたいして興味を抱いていないことを理解していたらしく、一つ話が終わると「邪魔をして申し訳ない」というようなことを言う。そのくせ、次の思い出話が始まるまでにそう時間はかからなかった。

そのうち、じいさんは若者に持参した梅酒を勧め始めた。未成年だとは思うが、梅酒ぐらい飲んでもいいだろう、というような口ぶりで、若者が断ってもしつこく勧める。とうとう若者もあきらめ、少し口に付けた。

若者が途中駅で降りると、入れ替わりに熟年の夫婦がじいさんのボックス席に座った。じいさんは、若者に対してと同じように話し始めた。今度は、おばさんがしきりに相槌を打ってくれ、質問もしてくれる。気分の良くなったじいさんは、また梅酒を勧めた。


そんなやり取りを聞いているうちに、列車は富山に着いた。

乗り換える金沢行きの発車まで、1時間ほどある。途中下車して、駅前から路面電車の「富山ライトレール」に乗ってみた。

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空洞化の進む地方都市の中心市街地に人の流れを呼び戻したことと、赤字経営だったJR線の一部を拝借して見事再生させたことで、全国的に注目を浴びる路線だ。車両は近代的だが、路面を走るという一点だけで、どこか懐かしい匂いがする。富山駅前から富山市一の繁華街?を経て再び駅前に戻るループ線に乗ったが、わが長野市にもぜひ欲しいと思った。長野駅前から善光寺大門まで線路を敷けば、それなりに需要なあるのではないかと思うのだが…。

金沢で昼食を取り、福井へ。ここでようやく、初めての観光タイム。越美北線(九頭竜線)のワンマン電車に乗り換え、一乗谷へ向かう。
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戦国時代、朝倉氏の居館があった一乗谷。駅から徒歩で入っていくと、両側からこんもりと木々に覆われた山塊が迫ってくる。ここが当時、京都に優るとも劣らない文化を誇った土地だったとは、にわかには信じられない。

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道路脇に当時の住居の発掘現場が広がっていた。

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当時の街並みを再現した一角があり、入ってみる。道は舗装してあったものの、家屋はしっかり復元してあって、中世の暮らしを想像する良い助けになった。

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高台に登り、朝倉氏の居館跡を見下ろす。ここに室町最後の将軍となる足利義昭が滞在したという。

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突然、霧雨が降ってきた。

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2時間ほどかけてじっくり回り、再び一乗谷の駅へ。架線のない線路をやってくる気動車。ひなびた感じが好きだ。
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福井から敦賀へ移動。湖西線経由で京都に出る。今日はここでお泊まり。明日も朝早くから電車に乗る。京都でどこにも行かないのは少し心残りだったけど…。
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Author:barung
アジア大好き。いつも格安チケットで行く貧乏旅行。もちろん国内旅行も大好き。これまでの旅の記録をのんびり綴る不定期ブログです

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