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真冬の半島漫遊記 ~序 「良き隣人」を求めて~

インドから生還して3ヵ月半が経った冬休み。韓国へ4日間の旅に出た。

なぜ韓国か?初めは、寒い日本をせっかく離れるのだからと、暖かい南国へ行こうと考えた。しかし、狙いを定めたタイへの便は、準備を始めるのが遅いいつもの癖がたたり、僕らには到底受け入れがたい高額チケットしか残っていなかった。台湾や香港の便も探ってみたものの、こちらもなかなか空席を見つけることができなかった。

国内旅行で済まそうか。そんな考えも頭をよぎったが、一度海外へ行くモードに入ってしまうと、途中で切り替えるのは難しい。意地でも海外、でも費用はできるだけ安くあげたい・・・そんな僕らの条件に当てはまったのが、韓国だった。

Yahoo!の「世界の天気」でこの時期(1月下旬)の気温を調べると、首都ソウルは最高気温が氷点下という日もある。南国を求めた初志は、貫けるはずがない。しかし、この国には酷寒に耐えるひもじさを補って余りある魅力が詰まっている。美味い食事、美味い酒、日本人が歩いていてもそれと気づかれない人種的相似性、好きなところに手軽に移動できる利便性・・・。

そう、インドの後に韓国を選んだ僕らは、この国に心のリハビリに出かけようとしていたのかもしれない。

体格の良いアーリア人種に揉まれ、圧倒的な異文化に飲み込まれ、殺到する客引きに感情をもてあそばれた後、温暖な島国に生まれ育ったモンゴロイドが求めるのは、自分たちと同じ色の肌を持ち、同じ匂いの文化を持った隣人の温もりだった。



出発の朝、着替えとビデオカメラを詰め込んだリュックを背負って家を出たとき、海外へ行くというのにまったく緊張感を持っていない自分に気づき、思わず苦笑いした。こんなことは初めてだった。
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Author:barung
アジア大好き。いつも格安チケットで行く貧乏旅行。もちろん国内旅行も大好き。これまでの旅の記録をのんびり綴る不定期ブログです

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