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帝国の栄華の跡

中国留学
2007.09.01-30

【9月8日】

北京西北部にある清代の離宮「頤和園」へ行く。

大学から南へ徒歩10分ほどのところにある紫竹院公園。ここから頤和園行きの船が出ているということで、乗ってみた。

太極拳 公園内では社交ダンス?の輪が。見物人もけっこうな数いる

遊びの船 足こぎボート。当然、頤和園への船はこれじゃありません。肝心の船は、出発時間ぎりぎりに乗り込んだので撮ってません(汗)

都会のオアシス 豊かな水のある風景は、まさに都会のオアシス

水流に乏しい北京の街中を船で移動できるなんて、思ってもみなかった。船は、水路をゆっくりとすべってゆく。掘り下げられた水路のため、両岸の景色はさほど美しいというわけでもない。しかし、岸辺の道を行きかう自転車や車、釣り糸を垂れる子ども、橋げたの下で涼むおじさんなど、人々の暮らしを感じることができ、1時間ほどの乗船で退屈はしなかった。

頤和園の入り口で船を下りる。水路は園内の「昆明湖」まで通じているらしいが、観光客は歩かなくてはいけない。巨大な昆明湖の向こう岸に、ガイドブックなどでよく見かける楼閣がそびえている。そこまで行くには、湖を半周しなければならない。
湖の彼方 はるか彼方、という印象


湖沿いの道は疎林の中を走り、日差しはそれほど感じない。だが、日ごろの運動不足がたたって、道のりの半分ほどで大きく息をつきだした。ところどころに設けてあるあずまやで休憩を取りながら、楼閣を目指して歩く。

美しい橋 楼閣のある丘に着く直前に渡る橋。アーチが美しい

ようやく、目的地に到着。しかし、今度は楼閣がそびえる丘の急斜面を上らなくてはいけない。必死の思いで丘を上りきり、頂上付近で水を買って一息ついた。

丘の上の楼閣 丘の上にそびえる楼閣

楼閣内部の廊下 内部の廊下の装飾も華美

満州文字  建物の額には、漢字とともに満州文字も記されている。紫禁城と同じ

仰ぎ見る楼閣 下から仰ぎ見ると、高さが良く分かる


丘の上から眺める楼閣と昆明湖のコントラストは、ここまでの疲れをいくらか和らげてくれた。ここは清代末期、西太后が海軍の軍費を流用して修復し、移り住んだ場所。華麗な建築と穏やかな湖面は、政争に明け暮れた一老女の心身を優しく癒したのかも知れないが、このときの軍費流用が要因の一つとなって、日清戦争に敗れたともいわれる。
DSC00923_convert_20090524151423.jpg 赤銅色の屋根瓦が、青い湖面に映える

市街地遠望 かすみの中に、北京のビル群が浮かぶ

楼上からは、かすんだ北京の街を遠望できる。清代の専制が造り上げた一大庭園と、改革開放路線の象徴ともいえる高層ビル群。一つの景色の中に、激動の中国近現代史を感じる思いがした。

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Author:barung
アジア大好き。いつも格安チケットで行く貧乏旅行。もちろん国内旅行も大好き。これまでの旅の記録をのんびり綴る不定期ブログです

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